聞き上手の特徴とは?ハーバードビジネスレビューの考察を参考に解説!

あなたは聞き上手になりたいですか?
でも、聞き上手とは一体どんな人のことを言うのでしょうか?
目指すべき姿がイメージできなければ、どうやって聞き上手になれば良いかわからないですよね…
というわけで、今回は3492人のコーチングプログラムを対象として行われた研究(1)を参考に解説していきたいと思います!
聞き上手の4つの特徴
双方向の対話をする
「聞き上手」と聞くと我慢強く聞いて、たまに相槌やおうむ返しをするイメージがあるかもしれませんが、聞き上手は一方的に話を聞いているわけではありません。
相手を理解するために、そして相手にも新たな発見をしてもらうために、質問をして双方向の対話をしていることが一つの特徴です。
「話し手」と「聞き手」ではなく、どちらも話し、どちらも聞く関係を作ることが重要です。
話しすぎもダメ、聞きすぎもダメ。そういった意味では話し上手と聞き上手は同じものなのかもしれません。
相手の自尊心を高める
聞き上手は話していて、相手をポジティブな気持ちにさせることのできる人です。
相手に自信と安心感を持ってもらって、どんどん話を引き出せることも大切な要素です。
相手の良いところに気づいてあげたり、自分も弱みを見せたりして、話しやすい雰囲気を作ることが重要だと思います。
意見をぶつけ合わず協力的でいる
聞き上手な人は、議論をする上でも相手を攻撃的に攻め、勝とうとするのではなく、フィードバックを双方向にスムーズに行う特徴がありました。
相手と自分の意見が異なっていたとしても、時には相手の意見のサポートを行うことが大切です。
自分の利益だけを求めず、広い視野で話題を捉えながら、お話していきましょう。
アドバイスをする
よく話を聞いてくれる聞き上手の人のアドバイスは相手に届くものです。
信頼している人からアドバイスをもらったら、それをもとに頑張れますよね!
また、フィードバックを与えるときは、相手が納得できるようなフィードバックを与えることと、ただ改善点をあげるだけではなく代替案を提示すると良いようです。
良い関係を構築したら、適度に提案してあげましょう。
環境づくりから始めよう!
聞き上手になるには、なんでも話せる雰囲気づくりをすること、双方向の対話をすることが重要であることがわかりました。
でも、具体的にどうしたら良いかわからないという方も多いと思います。
そこで、「話し方が9割」という本をオススメします!
この本はタイトルを見ると話し方に関する本なのかなと思ってしまいがちですが、実際は、「全肯定する→自己肯定感を上げる→話が上手い人になる」といった流れで書かれています。
つまり、全肯定を基本として相手に話しやすい環境を作ってあげるという本です。
話し方とは聞き方です。だからこそ、この本では「聞き方」に焦点を当てています。
ぜひ手にとって読んでみてください!
この記事を読んだあなたが聞き上手であり話し上手な素敵な人になれますように。