仕事の満足度とパフォーマンスを上げるのに必要な能力とは?

あなたは今の仕事に満足していますか?仕事ができる人間だと周りに評価されていますか?

満足していない場合、それは職場のせいかもしれませんし、あなた自身のせいかもしれません。

少しでもあなた自身に問題があるとすれば、改善するために努力するべきですよね。

今回は、少しでも仕事に満足し、そしてパフォーマンスを上げるのに必要な能力を科学的根拠を元にご紹介いたします

科学的根拠

回ご紹介する科学的根拠は、心の知能指数と呼ばれるEQと仕事の満足度、パフォーマンスの関係について調べた研究(1)からです。

実験

この研究では、レストランで働く従業員187人とその上司62人に対し、アンケートを取りました。

従業員には、心の知能指数に関するアンケート、仕事の満足度に関するアンケートに答えてもらい、上司には、心の知能指数に関するアンケートに答えてもらい、従業員の仕事のパフォーマンスについて評価してもらいました。

ちなみに、ここでいう仕事の満足度は、レストランで働くことが好きか、仕事の内容が好きか、自分の仕事に満足しているかを測ったものです。

心の知能指数とは?

心の知能指数とは、感情を認識し、コントロールする能力のことを言います。これは、自分自身の感情だけでなく、相手の感情を読み取る能力も含まれます

この実験で測った心の知能指数は、例を挙げれば、なぜその感情を抱いているのか理解することができる、友人の感情を行動から読み取ることができる、最善を尽くせるように自分を鼓舞することができる、自分の気分をコントロールすることができる、などです。

結果

心の知能指数が高い人ほど仕事の満足度とパフォーマンスが高いという結果になりました。

また、自分の心の知能指数が低い場合でも上司の心の知能指数が高い場合は仕事の満足度が高くなることがわかりました。

仕事の満足度とパフォーマンスを上げるのに必要な能力とは?

仕事の満足度とパフォーマンスを上げる能力とは、心の知能指数であることがわかりました

心の知能指数が高いと、自分の感情を理解し対処することができるため、適切なアクションを起こすことができ、仕事の満足度が高くなっていきます

また、自分の仕事に自信を持ち、仕事の仲間たちと良い関係を持つことができるため、パフォーマンスも自然と上がるのです。

さらに、自分の心の知能指数に自信がなくても、上司がよくできた人であれば、上司があなたの感情を読み取り、嫌なことからあなたを遠ざけてくれるので心配ありません。

心の知能指数を高める方法とは?

小説を読む

心の知能指数は、他人の感情を読み取ることが含まれます。小説に没頭することで、登場人物の気持ちに入り込みことができ、心の知能指数が向上していきます。

小説を読むなら気軽にできますし、それでコミュニケーション能力が上がるなら、暇な時間は小説を読むべきですよね。

自分の気持ちを書き出す

自分の気持ちは客観的に見ることが難しいですが、一度自分の中から吐き出してしまえば、離れた視点から捉えることができるようになります。

客観的にその対処法や自分の求めていること、大切にしていることが何なのか考えることはとても大切です。1日の終わりにそのとき持っている感情を言葉にしてみてください!

人とのコミュニケーションの機会を増やす

やはり一人の努力では限界があります。同僚とお話をすると自然と相手の気持ちもわかるようになってきます。

また、話をするときに相手の気持ちになって、所々で「君は、こういうことが言いたいんだね」と確認しながらコミュニケーションをとると、相手に気づかれずに自分の心の知能指数が上がっているか確認することができます。

参考文献

Thomas Sy, Susanna Tram, Linda A. O’Hara. Relation of employee and manager emotional intelligence to job satisfaction and performance. Journal of Vocational Behavior Volume 68, Issue 3, June 2006, Pages 461-473.

まとめ

仕事の満足度とパフォーマンスを上げるためには、心の知能指数が重要です。自分の気持ちを理解すること、人との関わりが仕事にはとても大切であるということですね

ぜひ、コミュニケーションの機会を増やしてみたり、本を読んだりして、心の知能指数を上げ、仕事の満足度とパフォーマンスを向上させてみてください