主観的幸福度を高める利点と要素とは?

今回は主観的幸福について、レビュー(1)を参考に解説していきたいと思います。

この記事を読んで、幸せになりたい!と思ったり、身の回りにあって当たり前になっている幸せになる要素を見直してもらえたら幸いです

主観的幸福とは?

主観的幸福とは、自分が幸せかどうかについて自分で判断した幸せです。

これには、様々な「幸せ」が含まれます。大きく2つに分けると、「ポジティブな感情」と「人生の満足度」に分けられ、それについてどのように考えるているかが主観的幸福です。

ポジティブな感情とは、「嬉しい」、「楽しい」といった何かを体験しているときに抱く感情や「なんとなく気分がいい」などの現在の感情を考えた時に抱く感情です。楽しい時や嬉しい時、のどかな環境の中にいる時などは幸せですよね!

人生の満足度は、今まで気づいてきた社会的関係や今の自分に満足できるかどうか、充実した人生を送ってきたかなどを指すものです。

会社で表彰された経験があったり、素敵な家族に恵まれていたら、とても幸せと感じるのではないでしょうか。

主観的幸福を高める利点

主観的幸福が高かったら、幸せだからいいじゃん!と思う方もいるかもしれません。しかし、主観的幸福を高めるとさらに幸せになれる可能性が高いのです。

また、自分は幸せじゃないと思っている人も主観的幸福度の高い人のプラスの循環を参考にできれば、幸せになる方法が見えてきます!ぜひ参考にしてみてください。

以下では、主観的幸福を高める利点についてご紹介していきます。

健康になり、寿命がのびる

まず、1つ目は、健康になること主観的幸福度が高い人ほど、健康になり、平均して長生きする傾向があります

その理由は、幸福度が高いことにより、喫煙や過度の飲酒を控え、運動などを好んですることが多いからです。

タバコを吸えば気分が落ち着くから!という人や仕事で嫌なことがあったから飲みに行くという人は、それに頼るよりもまずは、自分の体を大切にして自分を幸せにすることに目を向けた方が良さそうですね。

また、心疾患や免疫力などは、ストレスの抱え方や気持ちにも影響してきます。仕事でうまくいかないなどの悩み事や人間関係の問題があって幸福度が下がった状態だと、仕事も手につかず、夜も眠らなくて、悪循環に陥ってしまいます。

これらから、主観的幸福度が高い方が、健康で長く生きられるというのも頷けますね。

私自身、何か嫌なことがあると夜眠れなくなったり、だらけてしまって何もできない日があるので、そういう時は主観的幸福度が下がっているという目安になっている気がします。

この利点を満たしていないのであれば、逆に言えば、幸福度が下がっていることの警告とも言えるかもしれません。

社会的関係に恵まれる

主観的幸福度が高い人ほど、結婚する可能性が高く、離婚する可能性が低いというデータがあります。

主観的幸福度が高い人ほど、人に好かれ、多くの友人がいるようです。職場では、前向きな気持ちを持ち、仕事の満足度が高い人ほど、パフォーマンスが高いというデータもあります

幸福度が高い人は、積極的に行動でき、自分が幸せだからこそ、人のために行動できるということなんだと思います。

自分に余裕がない時は、どうしてもイライラしてしまったり、他人のために行動できなくなってしまいますが、そういう時ほど人のために行動した方が人間関係に恵まれるということですね。

悪い出来事が起きてもすぐ回復する

主観的幸福度が高い人は、何か悪いことが起きてもストレスから早く立ち直る傾向にあります。

幸せな人は、ストレスにも強いということですね。

嫌なことがあると、くよくよして前に進めないということが、私にはよくありますが、気にせずにどんどん行動をしていった方が、幸せになれるのかもしれません。

幸せになることで、ストレスに強くなるか、ストレスを対処して幸せになるか2つの方法が考えられますね。

幸せになるための要素

以下では、幸せに非常によく関わる要素についてご紹介いたします。

幸せは遺伝するのか?

まず、気になるのは遺伝についてですね。生まれた時に幸せになれるかどうか決まってしまっているなら、幸せになるために努力する意味がないです。

遺伝で、決まる幸せはなんと32~41%でした。

幸せになる個性や幸せになりにくい個性があります。例えば、外交的な人の方が幸せになりやすかったり、不安や心配の多い人は幸せになりにくいということです。

私も些細なことで悩んだり、起こってもいないことに不安を抱えたりしますので、遺伝的には幸せになりにくい部類に入ると思います。

しかし、残りの59~68%は、環境や自分の行動によって変えることができるということです。

だからこそ、私ならこの半分以上の可能性にかけて努力していきます。

以下に書いた要素で変えられることがあれば、少しでも改善していきましょう。

基本的ニーズを満たすこと

人生の満足度に非常に関連していたものとして基本的ニーズがあります。

基本的ニーズとは、生きるための衣食住のことです。十分に食べ物を食べたり、好きな服を着たり、住む家に不便がなかったりすることなどがやはり重要な要素になります。

そして、それを感じることも大切です。普段、食べているものを味わえているか、なんとなくで服を選んでいないか、住みにくい家に変えてはいないかなど、当たり前なことを考え直す必要があると思います。

社会的ニーズを満たすこと

感情的な幸せは、社会的ニーズを満たすことに関連していました。

社会的ニーズとは、人間関係に恵まれており、人から尊敬されたりすることです。

家族や職場の同僚、上司、部下、友人などに十分に時間を割いていますか?このように周りの人に恵まれてこそ、幸せと感じられるわけです。

自分のその時の気分で、周りの人を気にかけてあげられない人は人に煙たがられてしまうかもしれません。それでは、とても嫌な思いをしてしまいますし、幸せではないですよね。

また、人から尊敬されるためには、自分磨きも大切です。私は、スピーチが上手くなりたくて、youtubeでいつもスピーチを上手くなる方法やスピーチの上手い人の講演を聞いて、勉強していました。

今では、そのおかげで、尊敬してくれる後輩ができ、それを思い出すだけで幸せな気分になります。

また、私は、毎日様々なルーティーンを行っているのですが、それを友人に話すと一緒にやりたいといってくれる人や「さすがだね」といってくれる人がいるので、自分に自信を持つこともできました。

社会的ニーズについて、それを満たせるように努力していくことはとても大切なことだと思います。周りの人を大切にしてあげてください

また、結婚は、結婚前後の2~3年は幸福度が上がるというデータがあり、離婚は幸福度を下げます。

相手を思いやり、夫婦円満で、その人がいることを当たり前だと思わず感謝することも幸せにはとっても大切なんですね。

収入は大切か?

やはり収入についても気になりますよね。

収入も実は主観的幸福に重要な要素です。理由は、衣食住(基本的ニーズ)や家族などから自立すること(社会的ニーズ)に関わるからです。

しかし、お金を稼げば稼ぐほど、幸せであるというわけではありません。

人生の満足度は1000万円ほど、感情的な幸せは700万円ほどの年収以上になると上がらなくなることがわかりました。

この年収に近づけるように努力するのも1つの手だとは思いますが、基本的ニーズや社会的ニーズを満たせている人、お金以外の方法でニーズを満たせる人、年収がこの金額に近い人は年収を意識する必要はないと思います。

そして、いろんなものを新しく求めるお金持ちよりも農耕や牧畜で自給自足をしている集団の方が、ニーズを満たせていると言われています。

ホセ・ムヒカ氏の言葉に、

貧乏な人とは、少ししか持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

佐藤美由紀 2013 『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』 双葉社 p.12

とありますが、自分に大切なものは何なのか?今欲しがっているものは本当に必要なのかもう一度考えてみる必要があると思います。

参考文献

Ed Diener, Shigehiro Oishi & Louis Tay. Advances in subjective well-being research. Nature Human Behaviour volume 2, pages253–260(2018)

まとめ

主観的幸福を高めると様々利点がありました。また、幸せになるための要素は意外と身近なことなんだなと実感することができたと思います。

これを読んだあなたが少しでも幸せだなと思えるようになれたら幸いです。