1日の時間を長くするには?時間の感じ方を変える方法を紹介!

1日が長く感じたり、短く感じたりすることってありますよね。

「今日はまったく達成感がなかったな」とか「今日はやりたいことができたな」とか本当に日によって時間の価値が変わってしまいます。

今回は、時間を長く感じる方法をご紹介します。結論を先にお伝えすると、他人のために時間を使った方が時間を長く感じることができます

より詳しい事実と他人のために時間を使うとはどういうことなのかを以下で説明していきます

科学的根拠

今回ご紹介する科学的根拠は、誰のために時間を使うと時間が長く感じられるのかについて調べた研究(1)からです。

実験1: 誰かのために時間を使う VS 暇つぶしをする

方法

この研究では、218人の男女を対象に、5分間あるタスクを行ってもらいました。

1つ目のグループには、重篤な子供を励ますようなメッセージを書くように指示し、2つ目のグループには、テキストの中の ‘e’ の文字をカウントするように指示しました

どちらのグループが時間を長く、そして時間に余裕があるように感じられたのでしょうか。

結果

他人のために時間を使ったグループの方が、与えられた時間を長く感じ、そして時間に余裕があるように感じられました

実験2: 誰かのために時間を使う VS 自分のために時間を使う

方法

この研究では、150人の男女を対象に、1日の間に10分または30分、自分のために時間を使うあるいは他人のために時間を使うという行動を行ってもらいました

結果

結果は、行動をした時間にあまり差はなく、他人のために時間を使ったグループの方が1日の終わりの時間の長さが長く感じられていることがわかりました

実験3: 誰かのために時間を使ったことを思い出す VS 自分のために時間を使うことを思い出す

方法

この研究では、105人の男女を対象に、最近行った出来事を詳しく説明してもらいました

1つ目のグループは、他人に時間を使ったことについて説明し、2つ目のグループは、自分のために時間を使ったことについて説明しました

また、時間の感じ方が何によるものか調べるために、自己効力感、楽しさ、人間関係についてのアンケートにも協力してもらいました。

結果

他人のために時間を使ったことを思い出したグループの方が、時間を長く感じているということがわかりました

また、他人のために時間を使ったことにより、時間が長く感じられていることに、自己効力感のみが影響していることがわかりました。

時間の感じ方を変える方法とは?

時間を長く感じるためには、他人のために行動することが大切です。

また、他人のために行動したことによる時間の感じ方の変化に自己効力感が影響しました。

自己効力感とは、自分の行ったことがうまくいったり、自分が有能であると感じたりすることを言います。

他人のために行動するといっても、様々なことがありますが、時間の感じ方を変えるためには、「人に役立つ」ということを意識することが大切です。

例えば、家でできることとしては、お風呂場を掃除したり、ご飯を作ったり、何か家族のためにできることを探すと良いです。一人暮らしの人は、電話で家族のお話を聞いてあげたり、相談に乗るのも良いかもしれません。

仕事では、周りの人に気を使って仕事を一緒に行ったり、部下のミスなどをアシストすると良いですね。

また、他人のためにする行為の客観的な時間の長さは、時間の感じ方の変化に影響していなかったので、1日1回少しだけでも他人の役に立つ意識を持つことがオススメです。

くれぐれも ‘e’ の数を数えたり、スマホをダラダラいじることなどのないようにしてくださいね

他の研究では、他人のために時間をかけすぎると時間を無駄に使うのと同じだという研究もあるので、他人の手伝いはスマートにこなしてください

今やることがないという人は、最近行なった人に役立つ行為について思い出してみてください。それだけでも幸せに感じたり、1日の時間を増やす要素になります。

参考文献

Cassie Mogilner, Zoë Chance, and Michael I (2012) Norton. Giving Time Gives You Time. Psychological Science 23(10) 1233–1238.

まとめ

時間を長く感じる、つまり1日の時間を主観的に増やすためには、他人に役立つ行為をスマートに行うことが重要です。

毎日を充実したものにできれば、幸せを感じられること間違いなしです!この記事を読んだあなたが少しでも充実した時間を過ごすことができますように。