幸せになるための行動を科学的根拠をもとに解説!親切になろう!

幸せになるためにはどうしたらいいんだろう?幸せになるためにはどんな行動をとればいいんだろう?

そう考えるあなたに科学的根拠をもとに幸せになるための方法を紹介します

科学的根拠

今回ご紹介する科学的根拠は、「向社会的行動」についての研究(1)からです。

向社会的行動とは、誰かの利益のために行動することです。

自分のためではなく、高齢者に席を譲ってあげるなどの直接人に何かをしてあげる親切な行動やボランティア活動や寄付などの身の回りや世界をよりよくしていくための行動などがあげられます。

自己中心的な行動(ここでは、自分のためになること(好きな料理を食べたり、スポーツをするなど))をするのと向社会的行動をするのと、何も意識せずにいつも通りの行動をするのでは、どれが一番幸せを感じられるのでしょうか

実験

この研究では、472人の男女に毎週3回ずつ、4週間指定された行動を続けてもらいました。

その行動で、被験者を4グループに分けました。

1つ目は直接人に親切をするグループ、2つ目は身の回りや世界をよりよくしていくための行動をするグループ、3つ目は自分のための行動をするグループ、4つ目はいつも通りの行動をするグループでした。

参加者には、毎週幸せに関するアンケートをとりました。

ここでいう幸せは、ポジティブな感情や人生の満足度などの感情的な幸せ、自己肯定感などの心理的な幸せ、社会貢献などの社会的な幸せを含んだものです。

どのグループが幸せになれたのでしょうか。

結果

結果は、向社会的行動をしたグループが他のグループに比べ、幸福度が高まるという結果になりました。

向社会的行動をした2つのグループ(直接的に人に親切な行動をしたグループと世界をよりよくするための行動をしたグループ)で、幸福度に差はありませんでした。

また、幸せのメカニズムについて分析すると、向社会的行動は、ポジティブな感情に関連し、ポジティブな感情は幸せに関連していることがわかりました。

幸せになるための行動とは?

他人のための行動をしよう!

この研究から言えることは、自分のためや何も意識をせず行動するのではなく、他人のために行動することの大切さです。

自分の幸せとなると、

「自分のために時間を無駄にしない」とか「他の人のためになることを犠牲にしがち」

ですが、それよりも他人のために行動した方が幸福度が高いようです。

他人のために行動して誰かの役に立つと、ポジティブな感情ややりがいが生まれ、幸福度が高まります

また、寄付やボランティア活動、親切な行為による幸福度に有意な差がないことから、どのような小さなことでもやってみることが大事ということがわかります。

友達に親切なことをしてあげたり、悩みの相談に乗ったりするなど身の回りでできることはたくさんあります。

普段、家族にあまり気を使ってなかったなと思う人は、お風呂を沸かしてあげたり、ご飯を作ってあげたり、肩を揉んであげたりすると良いでしょう。

家から出られず、引きこもりの人は、誰かに役立つ情報を発信したり、オンラインで寄付を行うのも良いかもしれません。

参考文献

Nelson, S. K., Layous, K., Cole, S. W., & Lyubomirsky, S. (2016). Do unto others or treat yourself? The effects of prosocial and self-focused behavior on psychological flourishing. Emotion, 16(6), 850–861.

まとめ

いかがだったでしょうか。なんとなく1日を過ごすのではなく、誰かのために親切な行動をしたり、寄付をしてみたり、自分磨きをしてみたり、好きなことに没頭したりすれば幸福度が上がっていきます

あなたもぜひ誰かのためや自分のための行動を1つすることから始めてみてください!